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2.高齢者でも費用負担の発生する建替え事業に参加する方法はありますか。
   
老朽化したマンションでは多くの場合に区分所有者も高齢化しています。建替えによって高齢者も安心して生活できるマンションにすることは建替えの大きな動機になります。

しかし、他方でご高齢の方にとって建替えは経済的にも精神的にも大きな負担となることは明らかです。高齢者用の融資に関しては住宅金融公庫の高齢者向け返済特例制度があります。この制度は、60歳以上の区分所有者を対象としたもので、1000万円を限度に融資を受け、月々の返済は利息のみで、元金は死亡時にそのマンションを処分して一括返済するという制度です。このような制度を活用すれば、年金生活の高齢者の方も建替事業に参加することが可能ではないでしょうか。
 
 
 

マンション再生協会