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3.大規模マンションや団地での情報の共有や意見交換をするにはどのようにすれば良いですか。
   
規模が大きなマンションでは検討組織を適正な規模に細分化して、棟単位など40〜50人位の規模で活動することが有用であると思います。多数者の間で情報が共有されるためには、その組織の構成員間に何らかの一体感や共通の問題意識があることが必要です。その点で、棟単位や階段単位などまとまりのある単位を設定して活動することをお勧めします。その中で、まず自分たちのマンションがおかれている現状の問題点や将来について率直に話し合うところから始めることが大切です。

問題意識の共有化を進めるため、ニュースや通信などの紙媒体、メールなどの利用もありますが、構成員の間で連帯感や価値の共有がまだ十分に進んでいないような段階では、直接顔を合わせて対話機会を重視すべきだと思います。当初は、参加者が限られるなどうまく機能しない可能性もありますが信頼関係が醸成されるように地道に活動することが大切です。
 
 
 

マンション再生協会